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なみだのファインダー 広島原爆被災カメラマン松重美人の1945.8.6の記録
松重美人 新藤兼人 柏原 知子 原爆被爆資料 中国新聞社
商品説明+++
本の状態:古本 オビあります。
表紙に1㎜程の破れがあります。
広島の原爆被害直後を撮影した報道カメラマン松重美人氏が、二度と戦争が起こらない平和な社会の実現を願って綴る1945年8月6日の迫真のドキュメント。
元中国新聞社写真記者の著者が、原爆投下直後自らも被爆しながらも、その惨情を撮影した貴重な写真をもとに、平和の大切さを日本、世界へ訴える1945年8月6日の迫真のドキュメント。
元中国新聞社写真記者である松重美人氏が原爆投下直後の広島市内で撮影した歴史的に貴重な写真と、その際の状況などをまじえて構成した写真集です。
核戦争を二度と起こさぬ願いと平和の大切を、日本、世界へ訴える唯一無二のドキュメント手記です。
すべて読みがなつきで、小・中・高の平和教育の教材としても活用できます。
収録されている写真の数はそれほど多くない。しかしそれらが原爆投下当日あるいは数か月後のものであり、その現実の残酷さに胸が締め付けられる。見たことある写真が多かったが、カメラマンが撮影背景を解説していること、また写真に写った女性との対談が収められていて、お二人が戦後数十年を経て会えたこと、それぞれと周辺の原爆・戦後体験、そして現代や次の世代への訴えが収められていることもあり素晴らしい一冊だと思う。小学生でも読めるような大きな活字とルビ付きの本作だが、国内の幅広い世代のみならず、製作者が願うように世界へ翻訳されて届けられてほしい。
8月6日の広島への原爆投下直後の悲惨な状況を撮影したことで著名な松重美人による、核戦争を二度と起こさぬ願いをこめたキャンペーン写真集。当日の状況をドキュメント形式で再現する。
【著者紹介】
柏原知子監修 : 1949年(昭和24年)愛媛県生まれ。伊予郡松前町立松前中学校、済美高等学校を卒業。1973年(昭和48年)亜細亜大学卒業。1974年(昭和49年)お茶の水女子大学聴講生。1975年(昭和50年)愛媛県で小学校教師となり、市内・山間部などで教鞭をとる。1982年(昭和57年)広島市で小学校教師となる。2001年(平成13年)広島県立女子大学大学院修士課程在学中(夜間)。日本平和学会所属。日本写真協会所属。ヒロシマ・ピース・ボランティア(広島平和記念資料館)。中四国「ふれあい文化交流会」代表。まちづくり、ボランティア、平和研究に取り組む
松重美人 : 1913年1月2日、広島県呉市生まれ。旧制中学校中退。1941年、芸備日日新聞社会部記者。1943年、中国新聞社写真記者。1944年、中国軍管区司令部報道班員。1945年、8月6日午前8時15分広島原子爆弾投下、被爆状況を写真に撮る。1969年、中国新聞社定年退社。1975年、中国新聞社社会事業団慰問団。1977年、ニューヨーク国連総会に派遣され、被爆体験を発表。被爆写真を通して反核平和を訴える。1979~1981年、広島市より二度中国に派遣される。北京、南京、上海において反核平和を訴える。1983年、広島平和文化センター委嘱、修学旅行生に被爆の実相・継承語り部。1987年、モスクワで開かれた世界医師会議に「核戦争を無くするための国際医師の会」より派遣され、反核平和を訴える。2001~2002年、修学旅行生に被爆の実相・継承語り部(小・中・高校生)広島平和文化センター主催。フリーカメラマン(専門、原爆被爆写真)。前(財)広島平和文化センター評議員。前広島戦災協会理事。前広島原爆被災撮影者の会代表。研究テーマ、原爆被災被害調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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